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支援のお願い
人を育てる

図書館における児童サービスの質は、人によって決まります。東京子ども図書館では、長らく人材育成事業を行いたいと願ってきましたが、マンパワーの面でも、財政的にもゆとりがなく、なかなか実施に踏み切れませんでした。しかし、設立20年を経たころから、私たちが経験をとおして得たものを、次世代に伝えていくことの必要を痛感するようになりました。おりしも石井桃子基金(当初は、石井桃子奨学研修助成金と呼ばれていました)が設立され、子どもと本に関わる人が、自らの知識や能力の向上を希望するとき、それを助成することができるようになりました。また、2002年には、私たちが長年温めてきた研修生制度の構想が、ある方の財政的ご支援により、実現の運びとなりました。こうして、わずかながらも、将来子どもと本の世界で働きたいと願う人たちを育て、現役で働いている人たちを助けることができるようになりました。

ところが、設立30年を迎えるころになりますと、同志として、ともに働いてきた図書館や文庫の方たちが、第一線を退く時期にさしかかりました。まだまだお元気なそういう方たちにも、次世代への橋渡しをしていただきたいと願って、「おばあさんのいす」事業を発足させました。子どもと本の世界で働く人たちが、将来を目指す若い人も、経験を積んだ年上の方も、ともに勉強をつづけ、子どもたちのために、よい仕事ができるように、これからも人材育成・活用事業の発展に力を尽していきたいと願っています。なお、研修生制度、石井桃子基金による奨学研修助成、「おばあさんのいす」事業は、主に有志の方々からのご寄付によって実施されています。

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