おはなしのろうそく34

「おはなしのろうそく」シリーズは、てのひらにのる小さなお話集。50年以上続く当館一番のロングセラーです。各巻に幼児から小学校中・高学年まで楽しめる日本や外国の昔話、創作、わらべうた、指遊びなど数編を収録。いずれも子どもたちに語った経験をもとに編集しています。

新発売の34巻のお話は、すべて、語りの名手マリー・シェドロック(1854-1935)によるThe Art of the Story-Teller(語り手のわざ)から取りました。本書に収録されている著者のレパートリーから、松岡享子名誉理事長が5話を選び、当館職員が訳しました。なぜなぜ話、笑い話、恋愛譚、仏教説話……どれも一風変わった、個性的なお話ばかりです。大社玲子さんの力のこもった挿画が味わいを添えます。

ぜひ、周りの子どもたちに、声に出して読んでやってください。
お話の語り手の方は、新しいレパートリーに加えてみてください。

収録のお話

うぬぼれやのオンドリ(スペインの昔話)
かしこい羊飼い(インドの昔話)
青いバラ(M・バーリング作)
オウムの親孝行(インドの説話)
水の精ニクシー(P・テナント作)

『おはなしのろうそく34』東京子ども図書館編 大社玲子さしえ
A6判 56頁 定価550円
ISBN 978-4-88569-133-1

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