こどもとしょかん 190号 夏

781円 2026年7月 →定期購読もできます

● 特集 「どんなところでも、本を届け続ける」 鎌倉幸子

今号は、昨年度、当館評議員に就任された鎌倉幸子さんに、携わってきたお仕事についてお書きいただきました。鎌倉さんは、アメリカの大学院で国際協力や平和構築について学んだあと、1998年に「公益社団法人シャンティ国際ボランティア会」に入り、ポル・ポト政権崩壊後のカンボジアに9年間駐在し、小学校を中心に図書館整備事業に携わりました。帰国後、2011年からは東日本大震災の被災地で移動図書館活動に従事。「シャンティ」退職後、2016年に「かまくらさちこ株式会社」を立ち上げ、ファンドレイザーとして民間非営利組織の資金調達についてアドバイスをする傍ら、「特定非営利活動法人エファジャパン」のプログラムマネージャーとしてカンボジアとラオスの図書館事業に携わり、現在は能登半島地震の被災地でブックカフェの取り組みも行っておられます。大学院卒業後一貫して図書館に関わってこられたわけですが、まずはそのきっかけとなった出来事について述べ、さらに、内戦や災害の起こった地で、人々はなぜ本を必要とするのか、図書館はなぜ必要とされるのかについて、筆者ならではの実践報告となっています。

ほか
○巻頭言 人間は考える葦である 深水浩司
○へなそうるの森から 第10回 渡辺鉄太
○書評 『クマ』『蒐集家ジミーと難民少年トリスタン』『シャドウ・ベイビー』
○こども・ほん・おとな・いま・むかし 「うみの かなたへ しゅっぱつだ!」 川添早苗
○この人、この本 翻訳家 原田 勝さん
など