CD「語りをたのしむ 松岡享子のお話」

2025年5月21日

この度、CD「語りをたのしむ 松岡享子のお話」の「金の不死鳥」に、十数秒の音とびがあることが判明いたしました。

すでにご購入された方には大変申し訳なく、心よりお詫び申し上げます。また、これからご購入をお考えの方は、以下ご了解いただきますようお願いいたします。

松岡が語り用に文章を整えたテキストと照合したところ、21分06秒の「さて、こうして出かけましたが、御殿へ」の後、「行く道の途中にも、あの光る鳥の羽根はつづいて落ちていました。御殿につくと、サルタンはジャンに、庭で夕食をごちそうしようと申し出ました。そのごちそうの席には、サルタンのむすめの姫も一緒に」が抜けておりました。

調査の結果、この音源は動画から音声だけを取りだしたもので、音とびは撮影時に起きた事故によるものであることがわかりました。撮影・録音を委託したキャメラマンに尋ねたところ、これを撮影した2009年頃(地上デジタル放送移行期)の業務用ハンディキャメラは過渡期で、長時間撮影していると誤作動する(メーカーも公式に認めています)ことがあったようです。

こちらの認識や、製作時の確認が不十分であったため、このような事態を招いてしまいましたこと深く反省しております。

二度とこのようなことのないよう、今後は、点検を徹底していきたいと身を引き締めております。

また、録音時点での事故のため訂正版がつくれない、全体の録音はきれいで貴重な音源であるということで、このまま販売を続けたいと考えております。

何卒お許しくださいますようお願いいたします。