当館では2002年度より、将来、児童図書館員や学校図書館員として働きたいと希望する若い方々に、児童サービスの初歩的な知識や技能を通年で身につけていただく研修生制度を行っています。
研修生として受け入れられる人数は1~2名と限られているため、より多くの方々を対象に、年間8回16コマで児童サービスの基礎を学ぶ「児童図書館員のための初級研修プログラム」も開講してきました。
さらに数年前より、お仕事を続けながら、月に数回通って学ぶ研修プログラム生〈特別枠〉の試みも始めました。
今回は、来年度研修生と研修プログラム生〈特別枠〉を同時に募集します。子どもと本をつなぐ仕事に熱意をお持ちの方のご応募をお待ちしています。
I.研修生
・2023年4月より1年間、東京子ども図書館での実習を通して、子どもに対する図書館奉仕とそれに関連したおとなへの奉仕を具体的に学ぶ。
・在籍期間中に、館が行うすべての講習会、講演会、その他の研修活動に参加する。
・必要に応じて、館外の施設や機関を見学し、関連の学習会、講演会等に参加する。
受講料:無料 交通費、出張費、資料費等の一部助成あり
定員:若干名 原則として35歳まで
Ⅱ.研修プログラム生〈特別枠〉
・2023年4月より1年間、東京子ども図書館・児童室での実習を中心に、本の会(選書会議)等の実習を継続的に行うことで、子どもに対する図書館奉仕を具体的に学ぶ。
・希望すれば、在籍期間中に館が行う講習会、講演会、その他の研修活動に優先的に参加できる。
受講料:児童室及び本の会などの実習は無料。その他の講習会・講演会・講座は有料。
定員:若干名 年齢は問わない。当館の賛助会員または購読会員であること。
→2023年度研修生 募集要項
→2023年度研修プログラム生〈特別枠〉 募集要項
→2023年度研修生・研修プログラム生〈特別枠〉 応募用紙①②
申込締切:どちらも2022年12月15日(木)必着 *2023年2月15日(水)まで延長します。
*「児童図書館員のための初級研修プログラム」の開催の有無は、機関誌こどもとしょかん176・冬号でお知らせします。