こどもとしょかん 162号 夏

781円 2019年7月 →定期購読もできます

●評論
イタリア児童文学の世界――『ピノッキオの冒険』から現代まで
長野徹

今号では、イタリア文学の研究・翻訳者の長野徹氏に、「ピノッキオ」や「クオレ」に始まる児童文学の歴史をご執筆いただきました。19世紀以降の各時代を代表するような作家や作品をご紹介くださっています。さらに、1980年代に登場した現代イタリアを代表する実力派の作家の中から、ビアンカ・ピッツォルノやロベルト・ピウミーニなどを取り上げ、その作品の特徴を詳しくお書きくださいました。風刺やパロディ精神に富んだイタリア文学の魅力が浮かび上がります。

○巻頭言 ライブラリーシンドローム  髙橋伸一郎
○この人、この本 偕成社 編集部 別府章子さん
○新潟の本棚から 第14回 真壁伍郎
○ランプシェード 「ニューヨーク公共図書館」その後  松岡享子
・書評『リズムがみえる』 『六月のゆり』『バレエシューズ』
・本の会から『バレエシューズ』
ほか

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