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●特集 ベバリイ・クリアリー
今号の特集は、昨年104歳で亡くなったアメリカの作家ベバリイ・クリアリーさんです。
クリアリーさんは、松岡享子名誉理事長の翻訳による「ゆかいなヘンリーくん」シリーズなど、子どもの日常をありのままに描いた作品で、日本でも絶大な人気を誇ってきました。
その人気の秘密がわかる以下2本の評論を掲載しています。
・「子どもの笑い」 クラヴェール慧子(当館今年度研修生)・阿部公子(当館職員)共訳:
クリアリーさんが、児童書評誌「ホーン・ブック」に寄せたエッセイ。子どもが笑えるようなユーモラスな本に求められるものは?
・「クリアリーさんの子ども時代」 松岡享子談:クリアリーさんの幼少期のエピソード紹介。2006年に当館で行った読書会の録音を再構成しました。
○巻頭言 子どもたちからの素敵なプレゼント 礒﨑正仁
○新潟の本棚から 第23回 真壁伍郎
○この人、この本 東京大学名誉教授 亀井俊介さん
○松岡享子名誉理事長 近況のご報告 張替惠子
○書評『すてきなタータンチェック』『光吉夏弥』『チンパンジーの森へ』『つづり方兄妹』
○『知識の海へ』接岸を切願しつつ…… 杉山きく子
○「愛蔵版おはなしのろうそく」が12巻揃いました 大社玲子
ほか